第30話

【貴族】
名家出身の自称セレブを名乗る、カースト上位の人々。 言葉遣いがお上品すぎて、オネェ語と紙一重である。
政治を担う大臣の大半が貴族出身であり、ガルディーノ国はやや貴族に優しい社会となっているため、少なからず一般庶民の不満があるようだ。税金着服、汚職、天下りなど、影では上手いことやっているに違いない。
王不在の好機を狙って、さらなる貴族独走社会を築くのが目標。カーリママが貴族出身なこともあり、カーリ派はほとんどが貴族で構成された派閥である。